横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

第一回朝日杯将棋オープン戦

 という朝日新聞社主催の将棋棋戦がある。朝日新聞を購読していない+将棋に興味の無い人には
サッパリわからん話題だが、今日はその公開対局(準決勝、決勝)があり有楽町まで観戦に行った。
(申し込んだら当選したのだ)

 将棋のことを知らない人でも、「羽生善治」という棋士の名前くらいは耳にしたことがあるのでは?
今日は、その羽生先生も対局したのだが残念ながら?準決勝で敗退。しかし、今日の公開対局はとても
嬉しいものだった。何故かというと…

 なんと!自分の目の前で(距離にして3mくらい)対局しているのですよ!これには驚いた。
通常の公開対局というのは、
 
 ・公式戦で行われることは少なく、お好み対局(デパートの将棋祭りなど)が多い
 ・棋士は舞台の上で指し、観客は観客席から見る。当然、かなりの距離が空く
 ・近くで見られるような「公開対局」では、序盤しか公開されないことがほとんど

 今回は、両対局者の周りを長机で囲い、そのすぐ外から観戦できたのだ!しかも終局(勝負がつく
瞬間)まで観戦できたのである。なので、中、終盤の難しい局面における棋士の表情、ぼやきの声も
ハッキリ見聞きすることができたのだ。これは非常に珍しく、貴重なことだ。

 だって、羽生先生が目の前で頭を抱えたり、うなずいたり、「うーん」と呻いてるんですよ!
私の他の趣味に例えれば、

 *キングカズのプレー、表情、声を「ピッチのすぐ横」で体感する
 *ディープインパクトが全力疾走するところを、「コースの端っこ」から体感する

 ような状態だったのですから!こんな経験は、なかなかできません。ということで大満足の一日
だった。来期も公開対局があるようなので、ぜひ観戦したいと思う。

 なお、優勝した行方八段は対局中、何度も鼻をかみ、中座(トイレへ行っていたと思われる)して
いてベスト4の中では一番、体調が悪そうだった。(風邪だったのか?)それでも優勝するあたりに
プロ棋士の凄さを感じた。優勝賞金は一千万円とのことで、夜は銀座へ繰り出したのだろうか?(笑)