横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【第一回】確率的ゼロと数学的ゼロ

 新しく、全く私的な雑感の書庫を用意した。自分の考えていること(サッカー、競馬以外で)を置く
場所が欲しくなったから。で第一回は表題どおり。何のことを言いたいのかは、お察しください(笑)
 
 「絶対に○○です」や「そんなことはありえません」という台詞がある。何気なく通り過ぎてしまいそうな
言葉なのだが、この中身には2種類ある。それが表題の意味するところ。いったい、どういうことか。
例を挙げてみよう。
 
(その1)例えば1000年に1度しか起こらない出来事があるとする。日数にすれば365×1000で
365000日に1日、となる。(閏年は計算に入れてません)この程度の頻度でしか出現しない事象は
確率的にはゼロ、とみなしても現実的には差し支えないだろう。
 
(その2)では数学的にはどうか。もう分かると思うけど、1000年だろうが1万年と2千年前から(笑)
だろうが、その事象が起こる限り決してゼロとはならない。そしてそれは、「次に」起こるかもしれないのだ。
 
 とある人たちが、呪文のように使っていた言葉。それは結局、「確率的ゼロ」な、もしくはそれに近い
事象を、あたかも「数学的ゼロ」と信じ込ませるようにしたかった。ただそれだけなのだ。その意味で、この
言葉を使ってきた人たちの罪は重い。その事象が起こってしまった時のリスクがとてつもなく大きい場合はだ。
 
 そして、この言葉で相手を信用させてきた以上、事象が起きてしまった場合は無限の責任を負うべきだ。
言い訳の余地など、どこにもないのだから。そして、その罪を一生の十字架として背負い、生きていくべき。決して「撤退」など許されない。全てを賭けて責任を取れ。それが真っ当な人間のあるべき姿だ。