ホーム三ツ沢での浦和戦は0-2で負け。ホームでゲーム3連勝はならず。
そんなに悪くなかった内容だけに勝ち点を稼ぎたかった。
2週間ぶりの試合で、監督が手を打ってきた。CFWにサウロミネイロ、
右シャドーにフェリペヴィゼウ。シャドーは松浦、瀬古が不在なので
色々ありうると思っていたが、サウロのCFWは意外。3試合で2得点の
チマが先発と思っていたから。ここがハマるか否かがキーと見た。
序盤はその二人で惜しいシュートシーンを作るなど、カウンター狙いが
機能していて良い感じ。しかし、自らのミスで苦しくしてしまう。ホガンの
パスミスからショートカウンターを受け、最後は何故かPA内で相手選手を
ドフリ-にし、ヘッドを叩き込まれて失点。帰宅後、DAZNを見たら
安永が全く背後をケアせずボールウォッチャーに。表題の「その1」だ。
それでも1失点で耐え、後半終了間際にはセットプレーから好機。
しかしシュートは弾かれ、こぼれ球を相手にさらわれてカウンターを受ける。
ブローダーセンが1対1を防ぎ、やったかと思ったところに詰めていた
選手がいた。押し込まれて試合は決まってしまった。
これまたDAZNを見たら、得点者を追っていた松尾は何故か、最後に
足を止めてしまいGKのプレーを見るだけの選手に。最後まで追っていれば
防げたかもしれない。表題の「その2」だ。
将棋には「負け将棋も一手違いで指せ」という言葉がある。途中で淡白に
諦めず、相手が間違えたら逆転できるような形を作って指すという意味。
その心境が「間違えたら許さん」。サッカーなら「ミスしたら…」だ。
勿論、失点は個人の責任ではない。でも、ちょっとしたことの積み重ねが
最終的な差になって出てくる。J1の上位チームはミスをとがめるだけの
能力がある。ミスを減らす話は選手からも出ているが、意識の問題もあると
いうことで、今後の改善に期待したい。
最後に。点がなかなか取れないが、シャドーに適性のある選手が今年の編成では
少ないうえに怪我で離脱中。なのに1トップ2シャドーを続けている。
昨年のトップスコアラーである松尾の良さ(スピード)も消えていると思う。
彼に得点が無いことと無関係ではないだろう。私的には疑問を持っている。