東京Ｖ戦は２－７で敗戦。三ツ沢での勝利に、手痛いお返しを食らってしまった。前半で０－３となった時点で
勝負はついてしまった。なので大量失点については、それほど気にならないが…
むしろ、前半いいようにやられてしまったことが問題。守備ではピッチを広く使う相手のパス回しに対応
できず。次々にチャンスを作られてしまったわけで、３失点も仕方ない。攻撃は中盤で球を保持できず、相手の
プレスの餌食に。ロングボールを蹴っても、ナンちゃんは相手ＣＢの高さに勝てない。八方塞だった。
後半、マサトの１ボランチという勝負に出るが、あっさり４失点目で万事休す。２ボラでも止められない
攻撃が、１ボラで止められるはずもなく。博打は失敗に終わった。試合として楽しかったのはフランサのプレー
だけ。技術の高さは、普段サッカーを見に来ない人にも伝わったはずで、横浜の集客には一役買おう。
また、１点欲しい終盤の武器になりうることを改めて証明したと思う。
個人的に思ったのが、昨日の東京Ｖのプレーぶりは、岸野さんの理想に近いであろうこと。やはり数年かけて
構築してきたチームとは、力の差を感じた私だが、岸野さんも恐らくショックを受けただろう。毎年戦力を
大幅に入れ替えるチームにはできないサッカーだ、とも考えるのだが。
次はＦＣ東京戦で、苦戦は免れないだろう。まあとにかく、原点に返ってチームコンセプトどおりのプレーを
して欲しい。「球際は激しく」、「すばやい前線からの守備を怠らず」、「勇気を持ってボールをつなぐ」。
その上での結果は、皆も受け止められる。現状、コンディションが悪そうな選手が多いのは残念なのだが、
それもチーム力の一部。受け止めるしかなかろう。
