新聞広告・ＪＣＤ

　では簡単に。今回は（外）クロフネを使ったお話になっている。気になる部分を読み解くと…

 

・主人公は、「それは教員採用試験を三度目で諦めた末のことだった」と語る。今年の出走馬で、同じ状況を

　経験した馬がいる。

 

・クロフネは「そこでやむなく予定を変え、ダート戦に出たところレコードタイムを叩き出したのだ」。

　今年の出走馬で、前走芝戦からダート戦に出走し、レコードタイムを出した馬がいる。

 

・クロフネは「圧勝だった。そして、また出た。レコードタイムが」。今年の出走馬で、レコードを連続で！出した

　馬がいる。

 

　そう、トランセンドである。彼は芝戦に３度出走し未勝利。そして芝最終戦・ＧⅡ京都新聞杯９着の次に出走した

ダート戦・麒麟山特別でレコードを出す。で、続く重賞レパードＳでも「タイレコード」で走ったのだ。感心して

しまうのは、この２競走が同じ新潟Ｄ１８００ｍで、２戦連続レコードだと気づきにくいこと。ここまでやっているので

あれば、素直に脱帽。

 

　人気サイドだけど、トランセンド軸で。勝つのはエスポワールシチーではなく、昨年のＪＣＤに出走してない、

今年のみやこＳや武蔵野Ｓに出走していない、そんな馬ではないだろうか。