横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

崖っぷち

 ホーム・北九州戦は1-2で敗戦。何というか今期一番の苦い負け方だった。東京V戦の負けも痛かったが、
あれは主審の誤審なので、諦めもつく。しかしこの日は、まさに「自滅」だったので・・・
 
 選手を入れ替えてきた監督の意図は、あまりプレーには反映されてなかったように思う。黒津は突破を図る
ところまではいいのだが、ボールが足についてなかった。カズは60分と最初から決めていたかのような?
飛ばしぶりだったが、周囲の慎重さとチグハグな感じ。柴崎もいいプレーと不安定な場面とが混じる。
少なくとも、昇格ギリギリのチームが見せる必死さは、前半は伝わってこなかった。
 
 後半、野崎を入れて攻撃に出ようとした矢先に失点。これまたチグハグ。更にCKから失点で、もうガタガタ。
森下の退場処分で(あのイラつきぶりは先週の件を引きずっていたかも)やっと開き直ったが、時既に遅し。
1点を返すにとどまった。内容的にも、負けてやむなしか。
 
 最近のチームを見ていて、思うのは「色が無い」。これといった特色のないチームになりつつあるなあ、と。
横浜の目指すスタイルも見えないし、ストロングポイントもジャンボとスンジン以外はない、と言うと言いすぎ?
個々の選手の技量はあると思うのだが、とにかくチームとして噛み合っていない。正直、見ていてあまり
面白くないチームになってきている。よく言えば「オーソドックス」だけど・・・
 
 開幕戦で見た、「面白そうなサッカー」はもう、見る影も無い。理想と現実のギャップに悩んだ結果がこれなの
だとすると、ちょっと悲しくなってくる。今期、スタイルの変更に挑んだ理由が「自動昇格を勝ち取る」だったの
だとすれば、構想が破綻した時点で、この順位もやむないのかも。最近は、そうした諦念が頭をよぎる。
 
 ただ、残り試合を無駄に消化してはならない。可能性がある限り、最後まで足掻いて欲しい。チームの
「意地」をこれからの札幌、京都、長崎、G大阪といった上位相手に見せて欲しい。監督をはじめ、選手達の
強い気持ちに期待する。