横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2014スプリンターズS・考

 リバモアさんのブログを読み、思わずコメントしてしまった内容の詳細を、今回は書こうと思います。
キッカケは、GⅡセントウルS覇者(外)リトルゲルダの回避からです。
 
 重賞の体系において、12M重賞と、ダート重賞は以下のように「同じ意図」を基に構成されている、と
私は考えています。
 
GⅡ:1競走(セントウルS)⇔(東海S)
GⅢ:省略(多数)
 
 要は、逆ピラミッドであることが共通なわけです。ひとつしかないのですから、GⅡの両競走は、それぞれの
カテゴリーにおける象徴ともいえます。そして、今年から「前哨戦」なるものが設定されたことから、両競走には
新しい関係性が生まれました。進化というやつでしょうか。
 
 (昨年まで)セントウルSは「地」ステップ競走だが、東海Sは「地」ステップ競走ではない=真逆の関係
 (今年から)従来の関係は維持しつつ、JRA馬に対しての「前哨戦」を共通項として追加=新しい関係
 
 ところが、です。リトルゲルダ回避で、前哨戦として1着馬を優先出走させるという機能は、表現されなく
なってしまいました。(ただし、リトルゲルダが登録されていたことは重視)今年が新潟開催だから、来年まで
取っておきたいのでしょうかね(笑)
 
 前置きが長くなりましたが、趣旨は「フェブラリーSを参考にする」ということ。ただし、見たままの結果を
再現するわけではありません。それは、東海S覇者がフェブラリーS出走→敗退に対し、セントウルS覇者は
登録→回避(出馬表にも存在出来ない)という違いを踏まえるべきだからです。
 
 では、フェブラリーSを「重賞ピラミッド的観点」で振り返ります。すると、奇妙な感じになります。
 
 1着コパノリッキー  :JRA重賞未出走、最終賞金加算は地方ダートJpnⅡ1870m1着
 2着ホッコータルマエ:GⅢアンタレスS1着、地方GⅠ2000m1着、JpnⅠ4勝2着1回
               (最終賞金加算は地方ダートJpnⅠ2100m1着)
 
 まあ、JRAダート重賞出走歴がほとんど見当たりません。(ホッコーTの1走のみ)コレに近いことが、今年の
スプリンターズSにも起こるのではないか?と私は仮説を立てています。何故なら、GⅡ昇格後、毎年出走
していたセントウルS覇者が不在になることで、「ピラミッドの1層が消えた」と考えるからです。
 
 GⅡダ1800m東海S覇者が出走し、JpnⅡダ1870m覇者がフェブラリーSを勝利。ならば、
 GⅡ1200mセントウルS覇者が出走しない時にスプリンターズSを勝利するのは?JpnⅡ1200m覇者は
当然いませんから(だから出走しない?笑)、他から持ってくるのでは、と想定しています。
 
 ここが最後の課題で、現在も考慮中です。当初は「ピラミッドの1層がない」1400m重賞からだ、と考えて
いましたが(今も考えてはいる)、悩ましいのがハナズゴール。GⅠ1400m1着!を持ち込んでくるのです。
海外GⅠですから、地方Jpnとの対比なのか?とも思いますし・・・結論は、日曜朝にします。
 
 今回は変な話に見えるかもしれませんが、こんなことをよく考えているのです(笑)