ホーム三ツ沢での岐阜戦は２－０で勝利。やっと勝ち試合を観戦できた。しかし寒かった・・・
先発メンバーを聞いて驚いた。少々のことではもう慣れっこになっていると思っていたが、このタイミングで
カズ１トップ＋ケンスケを外してくるとは。純粋な意味では、パワーアップになっているのか疑問。しかし、確かに
カンフル剤的効果はあった。それは選手だけでなく、サポもだ。浮かれ気分は吹っ飛んだはず。
この策を可能にしたのは、伊野波のボランチ起用だった。圧巻のパフォーマンスで、これならケンスケの
不在を感じさせない、という力を見せてくれた。もっとも昨年のアンカーからダブルボランチに戻ったことで、
ケンスケもまだ感覚がつかみきれていないのかも。今後、ボランチのレギュラー争いは激しくなりそうだ。
攻撃面は、調子の上がりきらないレドミはさておいて、松浦が素晴らしかった。ペナルティエリアに侵入して
仕事が出来る選手は貴重で、この日もＰＫ奪取にゴールとチームを救ってくれた。イバも途中から入ったことで
パワー全開のいいデキ。変な言い方だが、前半を無難に終えることができたのも勝因のひとつだった。
ただ、武田の負傷退場は気がかりで、この日は松井のコンバートで補ったものの、９０分任せて良いのか？は
ＷＢというポジションの性質上、運動量の面で難しい部分がある。次節へ向けての大きな課題となった。再び、
キャラを起用するか、松井でいけるところまでいくか。監督の選択が興味深い。
選手個々のクオリティは高い。昨年の今頃より上だろう。後は噛み合わせの問題だ。新戦力の乾もようやく
出場して勝利に貢献した。Ｗサイトウが戻れば、更に戦力はアップする。大卒ルーキーが置き去りになって
いるのが誤算だが、現状、袴田以外は問題ない。祝勝会＠とん太の黒板に書いてあったように「ここからだ」。
