私個人でざっと振り返ると…
＊アジアカップ連覇 ＊Ｗ杯出場 については、日本代表は文句の無い成果をあげた。この４年間での
Ａ代表の最大目標と言っていいふたつの大会だと私は思うからだ。一方で、若年世代では
＊アテネ五輪一次リーグ敗退 ＊世界ユース一次リーグ敗退 と目標を達成できなかった。これからの
４年間に不安を残す結果であり、今後の育成、強化をどうするのか知りたい。
最後に残る一番の問題は「Ｗ杯の結果」である。日本サッカー協会は今回のＷ杯での目標成績は
何だったのだろう？ベスト４？８？一次リーグ突破？１勝？
私はサッカー協会の掲げた公式の目標成績を知らない。知っている人がいたら教えて欲しいものだ。
私個人としては、今回のＷ杯目標成績として「一次リーグ突破」が妥当だったと思う。
日本の世界ランク、過去のＷ杯実績を考えるとベスト８以上は少々、高望みだっただろうから。
前回のＷ杯を引き合いにして目標を設定すればベスト８なのかもしれないが、あれはホーム開催。
８年前のフランス大会では勝ち点０だったことを考えれば、アウェー開催でも一次リーグを突破
できる実力があるかどうかは正直、未知数だったのではないか。
そういうことで、私はＷ杯の成績については「目標未達成」だったと結論づける。更に言えば
第１戦を終えた時点で可能性をかなり低くしてしまったという内容からも「達成率」が低くなる。
豪州が勝ち点４で突破し、日本は勝ち点１。つまり「達成率２５％」だ。何故、こんな結果に
なったかは、これからサッカー協会が誠実に分析、総括するものと信じる。
４年後に向けて、協会がどのような目標を設定するのかも知りたい。発表を待とう。
