横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

試合の結果と内容

 2ちゃんで見たが、ある横浜FC系ブログにおける試合評に議論!?があった。

 そのブログでは試合内容が面白くないこと、J1に昇格して通用するのか、来年につながるのか
(レンタル移籍の選手が多いんで)といった点について言及している。2ちゃんに書き込む人にとっては
「この昇格を争う時期に内容や先の心配などしていられない」という考えがあり、その点で話題に
挙げられたのだろう。

 私としては、ブログは個人の意見を発信する場なのでいわゆる「公共の良俗」の範囲内ならば、
人の意見に対して反論するつもりはない。それぞれの自由だと思う。それに、今回の件で言えば、
ブログでの指摘内容自体は的外れなものでない、と私は考えている。

 私が仮に横浜FCのサポでなければ、同じような不満、心配をブログに書いたかもしれない。
確かに、内容はいわゆる一見さんを惹きつけるようなものではないし、今のサッカースタイルがJ1で
通用するかなんて全くわからないし、来年の陣容も不安が無いといえばうそになる。

 しかし…全ての不満も、不安もJ1に上がってこそ、だ。2部のチームが目指すものは昇格以外には
何も無い、と断言していいと思う。そのための方法論はたくさんあり、どれが正しい、とかではなく
どれも「あり」なだけだ。その間にはリスクの大小があるにすぎない。

 同じ神奈川のチームである川崎Fはぶっちぎりの結果でJ1に昇格し、そのまま定着。今では優勝
争いするまでになった。もう1つの横浜にあるチームは皆知ってるビッグクラブだ。
しかし、横浜FCは違う。これらの2チームと同じ方法を取る必要もないし、取ることもできない。
仮にJ1に上がっても、同じようなサッカー内容、結果をすぐには求められないだろう。
それで当然なのである。日産、富士通のような大企業をバックにつけている訳ではないのだ。

 「生え抜きが多いメンバーで魅せるサッカーをして勝つ」のはサッカーチームの究極理想だ。しかし、
今のJ1ですら、これを実現できているチームは無いに等しい。優勝候補である浦和、G大阪を見れば
一目瞭然。川崎Fは生え抜きが多いほうだが、ここまで来るのにJ2時代から「こんなのJ2じゃあ
反則だ」と言われるほどの強力外国人助っ人に頼っていたのは否定できない。それが、Jの現実だ。

 勿論、横浜FCもその究極理想を追い求めたい。しかしそれは、今のチームにとっては果てしなく
遠い。いつの日か、そんなチームになるのを夢見て、長い年月を一歩一歩、進むしかないと思う。