鹿島に０－１で敗戦。遂にリーグ戦４連敗を喫した。今日の試合について感想を書く前に、最初に
結論から記したい。それは「ブレないこと、諦めないこと、支えること」だ。
４連敗の内容だが、皆さん記憶しているだろうか？事の起こりはホーム名古屋戦からなのだが、
あの試合から私が最も不満に思っていること…
名古屋戦：ホームで「後半にリード」するも逆転負け
川崎戦、千葉戦、鹿島戦：全て「前半に失点」して無得点負け
はっきり言っていいだろう。それは「昨年の長所を忘れてしまった！」こと。元々、ウチはＪ２でも
得点力がないチームだった。それが今年はＪ１だ。少々、補強したところでやはり、全体から見れば
「得点力は下から数えて１～３番目」になることは容易に想定できていたはずだ。
昨年、何故優勝できたか。それは守備の構築から来る安定した試合運びと、ベテランを中心に熟成
された精神力。チームがひとつになれる気持ちの強さによるところが大きかった。得点は大してないが、
それでも勝ち切る。それこそが横浜ＦＣのサッカーだったはずだ。鞠戦では出来ていたことだ。
しかし、この４連敗にはその面影が全くない。昨年にはほとんど見られなかった精神的な緩み、動揺、
今日の失点のようなつまらないミス。これはＪ２で低迷していたころの横浜ＦＣと同じだ。確かにＪ１
なのでレベルは上がった。でも上記の出来事は相手のレベルにその原因があるのか？いや、違うだろう。
少なくとも今のウチは、前半で先に失点しているようじゃ、まず勝てない。最近は粘りもないので、
引き分けもできないチームになってきている。よく考えて欲しい。相手チームは皆、ウチからは当然、
勝ち点を計算しているのだ。そういう状況で、横浜ＦＣに何をされるのを最も嫌がるのか？答えは
明白だろう。もう少し、狡賢く立ち回ってもいいと思うのだが…
同じ昇格組の柏、神戸は結果を出している。それは昨年同様の戦い方を貫いているところに、その
秘密があるんじゃないだろうか。で、ウチはどうだろう？もう一度、原点を見つめなおした方がいい。
私はそう思う。
（追記）今日の試合、正直言って監督の迷いをスタメンに感じた。カズの左ＭＦ、太田のＣＢ、
シウバの中２日での連続スタメン。何かしっくりしない…
