ホーム三ツ沢でのガンバ大阪戦は3-1で快勝。チーム史上初の
ガンバへの勝利、またひとつ新しい歴史を刻んだ。
手薄なポジションだとして真っ先に補強した男、それがこの日
初お目見えのアルトゥール・シルバ。そのプレーは期待以上の
ものだった。攻守に渡り存在感を発揮。中盤を支配したといって
いいほどの内容。
その勢いが、他の助っ人達にも伝播したか?マギーニョの突破が
相手CBのレッドカードを誘発し、有利な状況を作った。更に
そのプレーで得たFKから、シルバが先制ゴール。最高の形で
前半を終えた。
一旦追いつかれたものの、今度はフェリペ・ヴィゼウが大仕事。
強引な単独突破が相手CBのクリヤミスを誘い、こぼれ球を豪快に
叩き込む。FWには何よりの薬となる初ゴールで勝ち越し。
逃げ切りを図るも、勝ち慣れないチームは浮き足立つ。そこで
〆てくれたのがブローダーセン。相手の強烈ヘッドを弾き出す
スーパーセーブ。そのプレーとメンタルの強さは、終了直前の
安永の強気ゴールに結びつき、サポーターの溜飲を下げてくれた。
これで最下位を脱出。わずかな可能性だがまだ残留への道はある。
何より戦力が充実し、ここ5試合を3勝1分け1敗。16位との
勝ち点差も8。残り12試合でやれないこともない。下位チームの
勝ち点が伸びていないこともある。この勢いを続け、ライバルを
焦らせたい。