G大阪戦は1-2で敗戦。「勝ち点を持ち帰る」というミッションは果たせずに終わった。まあ、
難易度はかなり高かったわけで、ある意味では想定の範囲内。冷徹に勝ち点計算をするならば、ここから
4試合こそが言い訳無用の戦いになる。
試合内容は、カズのコメントが全て。やはりJ1トップ級との力の差は歴然。横浜が優っていたのは
GKだけだったといってもいいだろう。スコアが1-2だったからといって「俺達、結構やれた?」と
思ってしまうのなら、それは「浦和戦の教訓」を忘れただけ、ということだ。冷静に判断しよう。
しかし、そんな試合の中にも収穫はあった。書き出してみよう。
*平本のゴール。本人にとっては自信になる。うっちーのドリブルからの仕掛けも◎。
*山卓の目処が立った。90分走れるか?というと恐らくまだだろうが、途中交代のカードになりうる。
*菅野の相変わらずのネ申っぷり。昨日の試合は、彼のおかげで成立していた。選手達が自信を失わずに
すんだわけで、この功績は大。
その一方で、不安材料も。遠慮せず書いてみる。
*カズを安田につけた采配は疑問。和田も、うっちーも振り切られる相手なのに、カズでは…
*奥を使ったこと。明らかにコンディションが戻っていなかった。何故、アドピンじゃないの?
*太田の出場停止。次節のCBを誰にする?
浦和、川崎、G大阪戦に共通するのが「考えすぎじゃないの?」という采配。確かに、意図はあるし
その意味もわかるのだが選手達が、キッチリと対応し切れていない印象を受ける。正直言って、今の
ウチはそこまで臨機応変なチームではない。自分達のスタイルが確立できて初めて、柔軟性も身に付いて
くると思うのだが。ここからの4試合、監督がどんなプランで行くのか。信じて待ちたい。