横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

やっぱりそこなのかなあ

 柏戦は1-1で引き分け。前半を0-0で乗り切った時点で「いい試合になりそう」という予感が
したが、今までなら0-1で終わってしまいそうなところを追いつけたのが「進歩」と言えるかな。

 4-3-3、というより4-1-2-3のシステムを採用していたが、実にうまくやっていたと思う。
山口をアンカーに置き、「2」の2人が攻守に奮闘し、サイドから起点を作る。あれ?この戦術…


 何のことはない、高木前監督が今年取り組んでいた戦術と同じなのだ。守備の時は1トップに、
攻撃時には3トップに。今年の陣容ではこの戦術が合っていた、ということを今更ながら示したんだよ、
という解釈もできると思う。

 今日、最も得点機に恵まれたのはCFのカズだったが、3回はあったチャンスを決められなかった。
決めていたら勝てたかもしれない。この事実を見ると高木前監督が「久保さえ…」という考え方を
したのもわかる気がする。

 一方で、今日の両ウイングであるカタタウ、アツは開幕時にはいなかった人材だ。とするならば
開幕時のイメージから「攻撃に足りなかった」のは実は、両サイド(特に右)だったのかもしれない。
と考えさせられるほど、今日のカタタウは相手の脅威になっていたと思う。左はタッキーでOKだし。
あ、今日はアツとタッキーのポジションチェンジも良かったですよ。

 正直に言うと、久保が無事で、難波もいて、平本もいて、パウロが開幕からいれば…

 この戦術で結構、いけたんじゃないかな?と今更ながら夢想する。そして、来年もこの戦術を取るなら
アンカー役とCFの確保が最優先だ!と断言する。40歳と38歳の2人には、J2で全試合出場なんて
不可能だから。