今週はこのレースを。アーリントンCは92年に創設されたレースだが、その看板を見ると一目、
違和感のあるものだった。それは他の春季Jpn景鳴蠕錣箸隆愀犬鮃佑┐襪班發び上がる。
このレースが施行される前に終了しているのは…(牝馬限定は除外)
関東:京成杯2000m→共同通信杯1800m
関西:シンザン記念1600m→きさらぎ賞1800m
ここで、疑問を2点挙げてみる。
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▲譟璽耕召、他と明らかに異なる(米国の競馬場を取ったものだ)
こう考えれば、自ずと「クラシックとは別の路線なのか?」という疑問がわくはずだ。では?と
なるがその回答は96年のNHKマイルC創設によって解決を見る。96~99年の勝ち馬は全て
NHKマイルCに出走するのである。そして97年覇者ブレーブテンダーはマイルCで純粋ぞろ目の
2着席に座ったのだ。
そして00年。この年から「1回阪神2日目→1日目」に設計を変更したのだが、純粋ぞろ目で勝つ
朝日杯馬エイシンプレストンは何故か、NHKマイルCには出走せずこのレースを「3歳限定最終戦」
にしてしまったのだ。ただ、古馬になってからの活躍は皆の知るところである。
そして、この設計変更をキッカケにアーリントンC覇者は、驚くべき活躍を遂げるようになる。
01年覇者ダンツフレーム :皐月賞、ダービー2着
02年 タニノギムレット :皐月賞3着、NHKマイルC3着、ダービー1着
03年 ウインクリューガー :NHKマイルC1着(ただし馬連万馬券)
04年(外)シーキングザダイヤ:フェブラリーS2着2回、JCD2着2回
まるでスイッチが切り替わったかのようである。だが、この輝かしい経歴も05年、再度の純粋ぞろ目
決着を境に、途切れてしまうのだ。
05年覇者 ビッグプラネット:G杵対歴なし、京都金杯1着
06年(外)ステキシンスケクン:G杵対歴なし、京成杯AH1着
07年 トーセンキャプテン:その後出走なし
何と、G杵対などは程遠く「G轡泪ぅ襯魯鵐農錚叡紂廚箸いν章修砲△困るだけの存在に
成り下がってしまったのだ。ところが…
06年2着ロジック :NHKマイルC1着
07年2着ローレルゲレイロ:NHKマイルC2着(馬連万馬券)
今度は「2着馬」が仕事をするようになっていたのだった。これをどう解釈したらよいのだろうか。
今年のレースを考えるにあたって、検証したいことは…
・昨年の覇者トーセンCがここを「3歳最終戦」にしたこと→エイシンプレストンの再現?
・過去2年で1番人気は勝利していないこと
・今年の1番人気が「牝馬・無敗・マイル連勝」のポルトフィーノになりそうなこと
ポルトフィーノは桜花賞狙い?それともマイルC狙い?私は「桜花賞は勝てない」と思うのだが。