今週はこのレースを。元々は「4歳牝馬特別」という名前だったが、01年に何故か英語名に
変更してしまった。ということを根拠に、私は「阪神ジュベナイルフィリーズ」との関係性が強いと
仮説を立てている。(同じ年に名称変更した事実がある)
阪神JFが3歳戦への一里塚であることは皆、承知だと思う。ではその阪神JFが「ぞろ目、万馬券を
出さなかった=正規性決着した年」というと…02、06、07年の3度しか!ないのである。そして、
その阪神JFを受ける翌年のFRがどのような結果を出したかを見てみる。すると、
03年FR:1着ヤマカツリリー
07年FR:1着アストンマーチャン
そう、単純に見れば「阪神JF2着馬」を1着起用しているのである。あれ、今年はいないじゃん!
となるが…よく見ると登録馬には「阪神JF2着同枠の3着馬」が存在している。そして2着馬は
レーヴダムールだったのであるが早々に「故障で休養します!」と宣言済みなのである。
じゃあ、そのエイムアットビップが勝つのか?となるが「ちょっと待て」、だ。今年のここまでの
流れを見ると「どうも違うんじゃない?」と考えるほうが妥当だろう。チューリップ賞が見せてくれた
決着を考えれば、今年の覇者に要求されているモノは「真逆」であるような気がする。
今年の覇者は03、07年には「出走していませんでした!」となる発言権を持ち込んでくる馬に
なると仮設を立てている。これから01~07年のFRを精査し直すのだが、ヒントを出してくれて
いるのは、チューリップ賞覇者エアパスカルのような気がする。
03、07、08年のチューリップ賞を比較することも役に立つので、最後に書いてみる。
「阪神JF覇者の出走、着順」=「03年不出走、07年1着、08年2着」
3者3様である…