横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

EURO2008佳境に

 ついに決勝のカードが決まった。ドイツvsスペインだ。この2チームが残ったところに、今回の
EUROが象徴されていると思う。TBS放送試合は全て録画で見たのだが…やはりレベルが高いなあ。
正直、アジアカップとは次元が違うよ。

 1次リーグで魅惑的なサッカーをしていたのはオランダとスペインだった。しかしオランダは意外!
にもロシアに完敗。3連勝のようなサッカーが全くできずファンバステン監督も「お手上げ」だった。
主力を休ませたのに、先に足が止まるとは何とも不思議で、サッカーの難しさを感じた。

 一方、ドイツは1次リーグでクロアチアに敗れるなど決して好調とは言い切れない戦いぶり。でも
何だかんだと勝ち進む。これぞ伝統の力なのだろう。悪くても悪いなりに戦って勝つその姿は、まさに
頂点を何度も経験した強豪国の風格。ゲルマン魂健在だ。

 決勝の構図は、スペインが「華麗なパスサッカーで歴史に挑む」だと思う。底力があり精神力では
上回るドイツに勝つのは相当に高い壁だが、決勝戦独特の緊張感で金縛りにあわなければ、スペインにも
勝機はある。問題は、長く欧州や世界の頂点に立っていないという「経験不足」だろう。

 個人的にはドイツ6:4スペインでドイツ乗り。先制すれば9割方ドイツの優勝で、逆にスペインが
優勝するには「先制されない」ことが必須ではないか。実に楽しみだ。