横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2011共同通信杯・考(3)

 最後は東京優駿を。この競走は基本的には4日目施行だったが、4年間だけ6日目に移動した時期がある。
その4年間を振り返ろう。
 
 1996年 4回東京開催、出走取り消し戦でフサイチコンコルド優勝→その後は未勝利で引退
 1997年 除外発生戦、サニーブライアン優勝→そのまま引退
 1998年 万馬券発生、スペシャルウィーク優勝→その後に春天秋天、JC優勝
 1999年 初勝利が500万特別!のアドマイヤベガ優勝→京都新聞杯1着後、未勝利で引退
 
 彼らが走り抜けた4年間は、JRAの競馬史上ではどんな位置づけだったのか?を考えてみれば4頭の
成績にも納得がいくし、施行日を移動したことも解ると思う。(振り返ると凄いことやってるなあ)
 
 3回に渡って長々と書いたけど、要するにこれら3競走が施行日の移動を行った年は、3歳戦に何が
起こったか、または何を起こすための準備だったか?を考えれば良いということだ。そうすれば、今年の
きさらぎ賞共同通信杯が施行日を入れ替えた背景も見える。
 
 今年の出走馬の中には、この意図を汲んだ馬がスタンバイしていると考えている。参考にすべきは、
シンザン記念きさらぎ賞、土曜のクイーンCあたりか。もう少し煮詰めてから次を書こうと思う。