横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2012スプリンターズS・考

 競馬の記事は、ここから増やしていきますので何卒。例年は参加しないこの競走ですが、今年は少し。
 
 色々な観点(入り口)があるのだろうけど、今年はサマースプリントシリーズ関連を取り上げてみます。
今年のサマーSSは、GⅢハンデ戦CBC賞が加わりました。これが目に見える「表の」事実。では、
裏の事実は?それは、「北九州記念がサマーSS唯一のハンデ戦ではなくなった」ことです。
 
 そして、「地」ステップ競走(=サマーSSから2競走)にも変更が。2010、11年にあった規定が無くなった
のです。
北九州記念2着以内の「地」馬にセントウルSへの出走権利を与える
というもの。この規定消滅と、サマーSSの変化は当然、無関係ではないと考えるべきでしょう。
 
 サマーSS対象6競走を分けると、こうなります。
「直接的変更を受けた競走」・・・セントウルS、北九州記念CBC賞
「間接的変更を受けた競走」・・・函館SS、アイビスSD、キーンランドC
 
 そして、「結果」はこう出ました。
 セントウルS1着枠:北九州記念1着同枠馬+CBC賞1着馬
 サマーSS覇者パドトロワ:函館SS4着→アイビスSD1着→キーンランドC1着
 
 今年のスプリンターズSは、こういった過程を迎え入れるわけです。
セントウルSはサマーSS中、唯一のGⅡ戦であり、最終戦。GⅢ→GⅡ→GⅠというピラミッドを考慮すれば、
この競走はサマーSSの集約であり、GⅠスプリンターズSへの架け橋とも位置づけられます。
 
 セントウルSという競走は2006年にGⅡになりましたが、何というか・・・色々とある競走です。
 06年 中京代替
 08年 1日目施行(他の年は2日目施行)
 09年 出走取り消し
 10年 出走取り消し
 11年 5回阪神開催(他の年は4回阪神)、4位入線馬が降着
 
 今年は4回阪神2日目で、取り消しも降着も無く、平穏無事に?施行されました。同様だったのは07年ですが
 07年セントウルS1着 16頭立て 2枠4番サンアディユ   牝5
 12年セントウルS1着 16頭立て 2枠4番エピセアローム  牝3
 
 これは偶然なのでしょうかね(笑)
 エピセアローム自身が、ここで連対できるのか?はここでは判断しませんが、彼女は連対馬を示すカギに
なっているのでは、という私見は書いておきます。
 
 今年は「セントウルSをパスした」馬がサマーSSの覇者になりました。これは2度目(最初は探してみて)の
出来事なのですが、前回の決着を踏襲するなら、エピセアロームは同枠までかもしれません。個人的には
セントウルS出走組の扱われ方を楽しみに観ようと思います。
 
 (今回は予想は書きませんが、波乱の決着馬券も押さえたいところですね)