横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【一般的】桜花賞・考

 クマタローさんに「記事をお待ちしてます」と言われ、その気になったので(笑)、本来、友人のみに
送るつもりだった内容の一部を載せることにしました。基本的な考えですが、何かのお役に立てば幸いです。
(友人のkazuさん、詳細は別途メールします)
 
 桜花賞といえばGⅠなので、そういった捉え方(GⅠは頂点戦!)で検証するのも当然なのだが、一方で
「世代限定・牝馬限定路線」という大きな括りの中で見れば、桜花賞は頂点戦・優駿牝馬のTRである。
故に、優駿牝馬から逆算して考えてみる(←よく言われる表現ですね)検証方法も有効となるだろう。
 
 まずは、世代限定・牝馬限定戦をオープンクラスから確認することが、路線図を見るようなもので必要だ。
確認方法(切り口)は色々あるが、ここは桜花賞に関連する中で「施行競馬場と距離」を取り上げる。
世代限定・牝馬限定のオープンクラス戦は、ファンタジーSから始まるのだが・・・
 
 京都1400m…ファンタジーS(GⅢ)、紅梅S(OP)
 京都1600m…エルフィンS(OP)
 阪神1400m…フィリーズレビュー(GⅡ)
 阪神1600m…阪神JF(GⅠ)、チューリップ賞(GⅢ)、桜花賞(GⅠ)
 阪神2000m…忘れな草賞(OP)
 中山1600m…フェアリーS(GⅢ)、アネモネS(OP)
 中山1800m…フラワーC(GⅢ)
 東京1600m…クイーンC(GⅢ)→今年から新設される競走(アルテミスS)あり
 東京1800m…スイートピーS(OP)
 東京2000m…フローラS(GⅡ)
 東京2400m…優駿牝馬(GⅠ)
 
 ここから様々な事実が読み取れるのだが、桜花賞優駿牝馬への道のひとつ、と考えた場合に
真っ先に指摘すべきことがある。それは、
 
Q.どうして、阪神1600mに3つもオープン競走があるのだろう?そして、GⅠが2つもあるんだろう?
 
 という疑問である。皆が当然のように認識している事実ではあるが、その理由を自問したことは
おありでしょうか。私の自答はこうだ。
 
A.優駿牝馬が、阪神1600mを大好きだから(笑)
 
 冗談っぽく書いたが、これが事実であることは、皆様が体感し経験していることだと思う。それは、
過去の優駿牝馬覇者を見れば、一目瞭然でしょう(自分でデータをまとめておくと、更に色々分かります)。
 
 つまり、優駿牝馬から見れば、桜花賞は「阪神マイル3姉妹の長女」であり、その年によっては
「今年は長女はやめて次女にしようかしら~」なんてことが出てくるのですね。優駿牝馬にとっては、
上記の表が示すように「阪神マイル=最大勢力」なのですが、桜花賞が絶対ではない、ということです。
勿論、長女ですから重きを置かれてますが。
 
 次回は、3姉妹の関係から見た桜花賞を検証してみたいと思います。