横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【第十回】景気って?

 ここに書くのは久しぶり。前のを読み返すと、肩にチカラが入りすぎなので、軽くしようっと。
 
 昨日から仕事始めの方も多いと思うが、私もその一人。私の職場では昼食はお弁当を業者に注文する。
いつものように昨朝、注文表に○を書き、いざ昼食。いつもどおりにお弁当はある。しかし、それとともに、
1枚の紙が・・・
 
「弊社は法的整理に入るため、明日から一切の業務を行えなく・・・」
って、要は倒産だよね。1月の、年明けの初日だけお弁当を販売し、そして終了とは・・・こんな経験は当然、
したことがなく。14年の仕事始めは、何となくブルーな気持ちで終えた。
 
 アベノミクスとやらで、景気は上向きと聞く。しかし、3年余り食べ続けていた、私のお弁当は無くなった。
景気が上向いても、大部分の労働者の給与は上がらず、物価だけが上昇を続ける。恐らく、業者さんも
食材費、光熱費、燃料費(配達車用)の上昇が直撃したのだろう。弁当代は据え置きだったから。
 
 弱肉強食は世の常ではあるけど、それを緩和するのが政治の役目。何故なら、究極の弱肉強食は、実は
国家の存亡を危うくするから。「窮鼠猫をかむ」まで、人間を追い詰めてはならないのだ。日本は裕福だ、と
いうのも事実だが、反面、貧富の差は先進国の中では大きいというのも現実だ。
 
 今日から新しいお弁当を食べている。金額と味、量のバランスは、前の業者と変わらないように思える。
何が存続と倒産を分けるのか。実際に購入する側には、知る芳も無い事情があるのだろうが、ならば
政治家には、本当に国民の実体経済などわかるのだろうか?あんな別の世界の住人達に。