選手たち(愛媛のほうも)には気の毒なコンディションだったが、奮闘していたと思う。しかし、観客のほうも
よく耐えた(笑)♪春は名のみの風の寒さや~、なんて歌を思い出した一日だった。
試合内容は、立ち上がりこそパスがイマイチつながらず、愛媛のほうがいい入りをしていたが、徐々に
横浜がペースをつかむ。だが決定機を作るほどではなく、前半は終了。後半は風上に立ち、攻勢を強めた
ところで相手DFが退場。10人になり、パスはさらに回しやすくなる。誰もが「後は点を決めるだけ」と思ったが・・・
昨年からの悪癖である「パス回しに比重を置きすぎる」「攻撃のバリエーションに乏しい」は、今年もまだ
変わっていなかった。愛媛が引いて守り、中央に分厚い壁を作っていたが、その壁を壊す工夫は見られず。
相変わらずシュートが少なく、後半ほぼ11人対10人だったのに、結局、8本しか打っていなかったorz
サイドをもっと使おう、とHTに監督から指示が出たようだが、後半は逆に、それに拘り過ぎ。ある意味まじめな
これでは、相手も守りやすかろう。惜しい場面もあったけど、相手は10人だし、もっとガンガンやって欲しかった。
まあ、まだ始まったばかりなので、次の試合に期待しよう。最後に、新加入選手の印象を書くと、
南 ・・・さすがに安定感はある。ただ、相手シュートが2本で出番は少なかった。
ドウグラス・・・対人は強い。スピードもまずまず。ただしフィードは酷かった(笑)もっとよくなりそう。
小池 ・・・目立っていた一人。走力があり、縦への仕掛けは魅力。SBじゃ勿体無い、の意味で
昨年の武岡を思い出す。前目で見てみたいが、本当はウイングハーフが良さそう。
飯尾 ・・・チェイシング巧い。運動量、スピードともにあり中盤のアクセントになっていた。1トップの
フォローもよくできていて、トップ下向き。できれば2シャドーの一角にしたい。
松下年 ・・・足元の技術さすが。キックも精度高い。ボランチでもいける。縦への仕掛けのパスを多く
出していたのも好感(寺田にもやって欲しい)。ボランチの軸はこの男になりそう。
ソンホ ・・・高さはあるが、むしろ足元の技術が売りに見えた。ジャンボほどの空中戦の強さは無い。
できれば、足元にクサビのパスを供給したい。
ホナウド ・・・時間短かったが、能力はありそう。先発でジックリ見たい。
野村 ・・・同じく時間短かったが、もう少しドリブルで仕掛けて欲しかった。
栃木戦はTV観戦だけど、今から楽しみだ。