横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

8年ぶり

 ホーム・三ツ沢の山形戦は2-1で勝利。三ツ沢で山形に勝ったのは2006年以来らしい。これは縁起いい。
シュートはたった5本・・・だけど、2点取ったその勝負強さは、昨年からの継続性だろうか。
 
 試合の入りは良かった横浜だったが、攻撃が売りの山形が攻め、横浜が守って反撃の機会をうかがう、という
予想通りの展開に。そんな中、アクシデントが。相手CBの悪質なファウル(イエロー出た)で松下年が負傷。
無理してプレーするも、結局、断念。前半26分、交代で黒津を投入。すると直後にゲームが動く。
 
 黒津のヘッドの落としを受けた小野瀬が倒され、PK獲得。本人が落ち着いて決め、先制。そして、気をよく
したか?この日の黒津は素晴らしいデキ。足元へのボールは収まる、スペースへの抜け出しはよい、そして
ドリブルでも相手を翻弄。やはり2トップの一角もしくは1.5列目では活きる。今年は爆発してほしい。
 
 その後は、山形が圧力を強めるが、前半終了間際の決定的なFKを南がスーパーセーブ、前半を終える。
後半、更に猛攻する山形に同点とされるが、三ツ沢の雰囲気は悪くならない。監督の「ため息は聞きたくない」
発言が効いているのか?すぐに反撃に出る。
 
 守備で奮闘するドウグラスが、何とボールカットから持ち上がり、相手DFラインの裏にロングスルーパス
抜け出した黒津が、華麗なステップで相手をかわし、更に体でCBをブロックしながら右足シュート。完璧な
一連のプレーでゴール。これには観客も大興奮。
 
 その後、パワープレーに出てくる山形だが、横浜もホナウドを投入して、前線に起点を作る。ホナウド
足元がうまく、ポストプレイでもほとんどボールロストがなかった。今後が楽しみだ。セットプレーで危ない
場面も、南のスーパーセーブ再び、三度!で逃げ切り成功。勝ち点3以上の意味がある勝利となった。
 
 今年のチームは、堅い守備が長所だと思うが、攻撃陣もポテンシャルはある。昨年の懸念材料だった
両SBは揃っているし、ボランチもヨンハが体を張って守備する形は、かつてのヨンデ(現コーチ)を彷彿と
させる。各ポジションの充実度は、昨年を上回っているかもしれない。もしや・・・の期待も膨らんできた。
 
 例年、3月はイマイチの横浜だが、今年は良さそうだ。次の福岡戦もシッカリ締めて3月を終えたい。