横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2014天皇賞秋・考(1)

 今年は第150回のメモリアルということで、主催者もメモリアルブックを用意するなど、色々とやっています。
例えば、「著名人が語る・心に残る天皇賞」では、ギャロップダイナ、ヤマニンザファー、ウオッカが挙がっており、
ああ、この3頭は天皇賞秋と同一の東京開催で出走していたなあ、と思ったり。
 
 天皇賞はご存知の通り、天皇賞春とセットであり、大会回数もセット。ですので、150回というのは、あくまで
天皇賞全体。ならば、メモリアルを考える時には当然、天皇賞春のこともセットで考えねばなりません。
そこで、先に終えた149回天皇賞春のことを振り返るのも有効かと思います。
 
 14年天皇賞春:前年天皇賞秋1着ジャスタウェイ不在、前年天皇賞春1着フェノーメノ出走
 14年天皇賞秋:当年天皇賞春1着フェノーメノ出走、前年天皇賞秋1着ジャスタウェイ不在
 
 綺麗な図式になっています。つまり、今年の天皇賞秋は、14年天皇賞春の再現は絶対にできないわけです。
ならば、今年の天皇賞秋では、逆に「14年天皇賞春が絶対にできなかったこと」を考えてはどうでしょう。
14年天皇賞春の出馬表を見ると・・・「3歳馬」と「牝馬」が不在です。3歳馬は不在で当然ですが、重要です。
 
 TVCMでも2008年ウオッカを取り上げ、牝馬2頭と3歳牡馬で1~3着を占めた映像が使われています。
今年も、08年と同じく牝馬2頭+3歳牡馬1頭が出走予定。このあたりも意味がありそうです。この3頭、
天皇賞秋では56kgで出走できたのですが、「最後の56kg出走」で見れば、見事に着順が揃っています。
 
 ウオッカ       :GⅠ安田記念1着
 ディープスカイ  :GⅡ神戸新聞杯1着
 
 一方、今年の3頭は、 
 
 と、2200mの距離を揃えてきた(08年はバラバラ)反面、着順はバラバラ。そもそも、2008年は
 08年天皇賞春:前年天皇賞秋1着メイショウサムソン出走、前年天皇賞春1着メイショウサムソン出走
 08年天皇賞秋:当年天皇賞春1着アドマイヤジュピタ不在、前年天皇賞秋1着メイショウサムソン不在
 
 であり、14年とは図式が「共有と反転」にあります。これは、メイショウSが天皇賞春→秋連覇に対して、
フェノーメノ天皇賞春→春連覇という違いから来るもの。ならば、今年の秋天もそうなるのではないか?
ということで、軸にはイスラボニータを考えています。
 
 明日は相手候補を書こうと思います。