横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

2015東京優駿・考【序】

 いよいよダービー。今年のJRAキャッチコピーは、「あなたの競馬が走り出す」。私的に感じるのは、やはり
「走り出す」。新しい出発を意味してると解釈しています。とすると、昨年は「終わり」の年だったはず。そこで、
昨年を振り返って、今年と比べてみようと考えました。

 昨年のダービー馬はワンアンドオンリー。騎手は横山典でした。このコンビを簡単に振り返れば、
 ワンアンドオンリー:ダービー前、最後に勝ったのがGⅢ阪神2000mラジオNIKKEI杯2歳S
 横山典       :最後にダービーを勝ったのが2009年(JpnⅠ最後のダービー)

 でして、よく見れば「再現不可能」な最終勝利歴を持つコンビだったと分かります。馬名の「唯一無二」の真意は
ここにあったのかもしれません。では、今年を何故、出発の年としたのか。それは2歳戦の整備が完了したから、
が妥当かと思います。しかし、今年の出馬表にいちょうS、朝日杯FS、ホープフルSの勝ち馬は存在しません。

 そんな中、ひっそりとGⅢ京都2歳Sの勝ち馬だけが出走してきました。彼の存在は、今年のダービーが
「2歳戦整備をされた世代」のものである、という目印。というか一種のシンボルマークと私的には解釈してます。
とすれば、彼の存在は今年のダービーに関して何かを教えてくれている。そう考えてもよいのでは。

 そして。今年の注目点としては、JRA初の外国人騎手誕生があります。私的に気になるのは、
 弥生賞サトノクラウンルメールに乗り替わり)
 プリンシパルS馬アンビシャス(ルメール

 の3頭。そう、GⅠ(優)競走2000m戦の覇者3頭です。アンビシャスは回避ですが、それでもルメール
ダービーに乗せてくる。ここに主催者の意図があるように感じます。そうそう、外国人騎手といえば・・・

 昨年、つまり「最後」の年に、若葉SとプリンシパルSは(混合)戦になりました。昨年は覇者2頭がダービーに
出走しましたが、今年は不在。若葉S覇者の騎手はシュタルケでしたが、これは偶然でしょうか。

 また、昨年のダービー馬は「弥生賞2着→皐月賞4着」でしたが、今年は全く同じローテ、着順を歩んだ
ブライトエンブレムが不在。ここからも、「終わりと始まり」を感じ取れるのでは。
始まりの年に相応しい覇者(騎手も含む)は?結論まで、もう少しあがいてみます(笑)