横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

Aのチカラ

 6月21日は、横浜FCにとっては歴史的1日だった。女子(シーガルズ)と男子の試合を、ダブルヘッダー
行うという快挙である。なので、シーガルズの試合のことも少し。

 シーガルズ大和シルフィード戦に2-1で勝利。大舞台で見事にやってくれた。見ていて印象に残ったのは、
元A代表の山本絵美選手。基礎技術の高さは抜けていて、特にキックの精度は別格。もう少し彼女からの
展開を増やせば、もっといい攻撃ができると思った。そして、もうひとりは何と・・・

 98年生まれ(17歳ってことですか?)の佐藤渚選手。左のサイドアタッカーだが、スピードある突破が光った。
現A代表の鮫島選手に通じるモノがあり、それは「走り方」。個人的勘だが、大きく伸びる可能性を感じる。
まだ若いし、今後が楽しみだ。そしてシーガルズは、このまま勝って昇格争いを続けて欲しい。

 一方、男子は大宮戦に0-3で完敗。表題の意味は、女子ではいい意味だが、男子では悪いほうだ。
家長、ムルジャという元A代表コンビに、してやられてしまった。特に家長にはいいようにプレーされてしまい、
もう少し厳しく守備に行くべきだったとは思うが、今の横浜には、そういう中盤の人材はいない。ヨンハなら・・・

 1失点目は、テホンと中里の2枚で家長にプレスに行くも、あっさり交わされ、ラストパスを出されてしまい。
 2失点目は、カウンターで持ち上がるムルジャを、中里がつくも振り切られてシュートを許し。
 3失点目は、家長に角度のないところから豪快に蹴りこまれ・・・凄いシュートだった。
 GKにはノーチャンスの3本だった。(南は他に、何本かのファインセーブがあり良いデキだった)

 スカパー解説の山口前監督には、「ボランチの差」を力説されてしまい。確かにその通りで、大宮の2枚とは
守備力が違う。今のウチの2枚は、所謂「フィルター」としての能力が弱いのは事実で、この日もバイタルから
いいミドルシュートを多く撃たれ、1本が失点に結びついたことは覚えておくべきだろう。

 まあしかし、ないものねだりをしても仕方ない。私的なボランチ論は別途あるけど、今の監督のやり方で強く
なっていくしかないわけで、どう修正していくかを楽しみに見ていきたい。大事なのは、引きずらないこと。
次の水戸戦で勝てばいいのだ。