今年最後の記事はやはりこれを。シーズン終了が例年より早かったので、
タイムリーではないけれど(笑)
まずはJ1への復帰を成し遂げた。クラブとしては100点といっていい。
前回のJ2降格から学んだこともあっただろう、「1年で戻るのが重要」を
意識した取り組みは、資金的に苦しかったと想像するが、それでも断行したことを
最も高く評価したい。
サッカー自体は、以下の要因が良かったのだと思う。
・確たる戦術と経験のある四方田監督を招聘
・縦の軸(ブローダーセン、ガブリエウ、長谷川、小川)がシッカリしていた
・夏の補強もピンポイントに嵌った
・長丁場を戦い抜くだけの分厚い戦力を整えた
一方では、今までとは全く異なるミシャ式という特殊な戦術を遂行するために、
それなりの犠牲も払った。若手有望株でも戦術に合わない選手は、ある意味容赦なく
手放していった。慣れないポジションに悪戦苦闘した選手も多かった。特に、
序盤戦の守備を支えた岩武は準MVPくらいの価値がある。
また、今後、アカデミーから上がる選手達をどう育てていくかの問題もある。
この特殊な戦術に合う合わない、を基準として選考してよいものかどうか。それは
手放した若手達が来季、他クラブで活躍するかどうかでも判明するだろう。
とにかく、この戦い方で昇格した。来季もこれをベースとすべきだろう。
現状、選手を大幅に入れ替える補強方針で、しかもJ2からの加入と外国人が中心。
5人までしか出場できないのが助っ人だから、日本人選手の戦力としてはJ1下位
だろう。ならば、スタートで躓かないためにも戦術の落とし込みを急ぎたい。
昨年よりは戦術に合った選手が多くなるはずで、当然、総合力も上がるはず。
来季は降格が1チームのみと聞く。何が何でも、1チームを蹴落として残留したい。
私的には年チケにも復帰したし(笑)、アウェイ遠征も行きたい。楽しみの方が
断然大きい、期待してますよ!