ホーム三ツ沢での福岡戦は1-1で引き分け。今年初の、ホームでの勝ち点だ。
先発を入れ替えてきた。前回のJ1を共に戦ったのは、市川だけ・・・
小川
坂本 カプリーニ 近藤
三田 井上
林 吉野 ボニフェイス 中村
市川
試合は名古屋戦を髣髴とさせる展開。またも前半10分と持たずに失点。
開始直後の、相手のプッシュに屈してしまうのは最早、お約束なのか。それでも
前半のうちに追いつく。お互いがPKでの得点なのは、両クラブに所属したジャンボ、
ナカジがゲストだったから(=おあいこ)かな?(笑)
後半は攻勢を強め、坂本→新井の交代で左サイドでの勢いがつく。反面、右の山下は
中村と噛み合わずに持ち味が出なかった。代表遠征帰りの中村は疲れていたのか?
プレー精度がイマイチで、早めに交代させる手もあったか。結局、そのまま終了。
小川以外の得点者がいない状況も変わらずで、攻撃の迫力不足は否めず。
クラブは「客を呼ぶ魅力的なサッカー=攻撃的」を掲げているが、前回のJ1を観て
くれた人が再び来たとして、2年前の選手はほとんどいなくなっていて、サッカーも
全く異なる作り、しかも惨敗。これで喜んでもらえる=リピーターになってくれるか?
演劇に例えれば「演目は同じだけど、演者も演出も全く異なる」わけで、しかも
面白くないと来れば、もう答えは出ている。この日も観客は5千人を割り込んだが、
皆、正直だ。
まずはJ1に残留すること。それが全て。その真剣さこそが、面白さを作る。
最下位のチームに必要なのは、魅力よりも実力。認識を変えないと、現実は厳しい。
次節はアウェイの横浜ダービー。飢えた虎の様に、その現実に立ち向かってくれ。
無様な試合だけは許さない。