横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

救世主現る?

 サーレスとの契約を解除した理由は、ホベルトの獲得にあった。実力は申し分ない。大分がナビスコカップ
優勝した試合を観戦したが、そのプレー振りは素晴らしいもので、大分躍進の原動力だったといってもいい。
当時の力を維持しているのであれば、J2では勿体無いレベルの選手だ。勿論、大歓迎である。
 
 ただ、ここに至るまでの過程には不満が残る。元々、ボランチは昨年、ヨンデと須藤を解雇して今年は1人、
シルビーニョを獲得したのみだった。昨年、ボランチは最も弱いポジションと言われ続けていたわけで、実際、
スタメンもコロコロ変わっていた。ならば、ホベルトは開幕前に獲っておくべき選手だったのではなかったのか。
 
 FWは大黒をギリギリで獲得できたせいもあるが、そうでなくても人数が多く、有望なのにベンチにも入れない
選手がいた。サーレスは確かに外国人としては得点が無く、物足りなかったのかもしれないが、彼にしか
できない役割もあったはず。なのにアッサリと契約を解除してしまう。これは、強化部の補強方針がうまく
行かなかったツケを選手に押し付けた、ということではないのだろうか?
 
 こういう選手への対応は、過去にも見て来た。結果、何が残り、チームはどうなっていったか。それを象徴する
のが、今のスタメンだろう。「在籍2年以内の選手ばかり(大久保以外は)」。まあ、これ以上は言うまい。
お願いしたいのは、借金をしないこと、したのならば後始末をしてから、けじめをつけて欲しいということだ。
 
 恐らく、社長が仕掛けた最後の博打だろう。ここから奇跡が起こるのか、そしてそれは、たったひとりの
選手で成し遂げられるものなのか?我々の応援がサッカーの神様に届いていたとして、2匹目のどじょうは
いるのか?全ては鳥栖戦に、だ。果たして流れは変えられるのか。