横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

未消化

 遅ればせながら・・・アウェイ山形戦は1-5の大敗。普通、こういう負け方をするチームは昇格には厳しいが、
幸い、まだ6節終了時点。昨年同様、巻き返す機会は十分に残されている。荒れたピッチの草津戦、雪で極寒の
山形戦は、ポゼッション戦術の横浜には悪い条件。そう悲観しなくてもよいのでは。
 
 どうしてこうなった?とサポが様々な意見を出しているのを見る、聞く、読むのは興味深い。勉強にもなるし、
これもまたサッカーの楽しみ方のひとつだとも思う。私の考えとしては・・・
 
 4-1-4-1をまだモノにできていない。要因はいくつかあると思う。松下の能力不足と簡単に結論つける
つもりはない。現状、このシステムの長所よりも短所のほうが浮き彫りになっている。(長所を活かしきれてない
側面もある)具体的に挙げてみると・・・
 
 1ボラの短所は当然、ボラのサイドのスペース。そして見落としがちなのが、単純だが「後ろが1枚少ない」。
サイドに関しては、ある程度使われるのは承知の上で、後はそこを誰がカバーするのか?という話だ。勿論、
局面によってボラ、SB、SHの誰かが行く。大事なのは、その選択を間違えないこと、サボらないこと(SH)、
そしてCBを引っ張り出されないことだ。中央が3枚なので、CBは基本、サイドに吊り出されては厳しい。
 
 後ろが1枚少ないことは、速攻を浴びた時に苦しさが出る。相手2列目、3列目が前線に出てきた時に、それを
ケアしきれないことが当然ある。その場合は4人の2列目の誰かが戻らねばならないのだが、徹底していない
感がある。しかも、戻りを意識しすぎると攻撃に悪影響が出る(武岡は負担大)。バランスを取ることが難しい。
 
 また、中央にCB+1ボラの3枚しかいないから、CBはできるだけサイドに出たくない。ということは当然ながら
SBの安定が重要になる。ところが、そのSBは今期の弱点。顔ぶれが唯一固定できないポジションになって
しまっている。そもそもSBの編成にも問題があるけど、怪我人の多さは誤算だっただろう。
 
 「SB不安定→CB負担大→中央の守りが弱くなる→1ボラの負担大→攻撃の組み立てにも悪影響」
全ては有機的につながる。これがプロのサッカーだと思う。個人的にはまず、SBの安定こそがチームを
立て直す最初の一手だと考えている。なので、私の素人案は4-1-4-1を維持した上で・・・
 
 森下 森本(野上) スンジン 野上(井手口)
 
 森下を左SBで起用してはどうか。右は野上かイデ。良いほうを使う。CBは森本、渡辺もいるじゃあないか。
市村、西嶋が戻るまで、まずはDFラインの安定が最優先。SBが機能しないと、攻守ともに厳しいのが、
横浜の現状だと思う。今年はSBの攻撃参加が少ないでしょ?これが得点力の低さにもつながっているはず。
 
 まあ、こんなことは監督から見たら初歩レベルの話でしょう。必ず良い対策をしてくる。そう信じて、日曜は
三ツ沢へ行きましょう!