横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

GLASS HEART

 ホーム三ツ沢での長崎戦は1-2で逆転負け。前節の勝負強さが嘘のような負け方だった。昨年から
同じだが、どうして今のチームはこうもホームで勝てないのだろう。観客動員に響くので何とかして欲しいが。
 
 試合内容としては、勝ちパターンだった。前半を耐え、後半風上に立つと攻勢を強めた。武岡のクロスを
ジャンボがヘッドでゴール!は、京都戦同様、横浜の得点パターン。当然、チームの雰囲気もよくなるわけで、
ホームゲームなら、まずは負けない展開だ。ところが、ひとつのアクシデントが流れを変えてしまった。
 
 西嶋の負傷だ。(長引きそうで心配)ちょうど交代選手(中里)を用意していた矢先での痛い退場で、これで
選手だけでなくベンチまでが混乱に陥った。そのまま中里を投入するのが最善手だったと思うが、小野瀬を
準備。そして、投入寸前に失点。選手達が、ベンチの意図(交代選手を変更)に気づいていれば、もっと
単純に時間稼ぎできていたはず。なのに、それができない。隠し切れない動揺を、長崎に突かれてしまった。
 
 おおよそ、こういう失点をした後では、流れは相手に行くもの。とうとう勝ち越しまで許してしまった。これは
GK柴崎のミスだと思う(本人もそう言っていた)が、既にチームや三ツ沢の空気自体がおかしくなっていて、
勝てる雰囲気は無かった。観客のため息がいつもより大きく聞こえたのは、気のせいだろうか。
 
 結局、そのまま終了。これで9節を終えて勝ち点はわずか9だ。選手達は、やっていることの正しさを信じて
プレーしている。それはいい。しかし、昨年4位で今年自動昇格を狙うチームが、この成績で良いわけがない。
残り33試合で勝ち点62を取れて、やっと勝ち点71。これは昨年6位の勝ち点だが、そのために1試合平均で
1.88が必要。9試合ならば勝ち点16~17に相当する。ちょうど3位長崎の勝ち点だ。
 
 今年もディープインパクト並みの末脚が必要な状況に追い込まれてしまった、我が横浜。次は首位・神戸が
相手だが、この試合を三ツ沢でやる、という意味でも序盤戦の最重要ポイントだろう。ここでもし惨敗したら、
選手達の拠り所(やっているサッカーは間違っていない、という気持ち)が失われかねない。
 
 今の横浜に必要なのは京都戦で見せたようなタフさだ、と自分は思う。気持ちの強さを如何に出せるか?に
注目して応援したい。