横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

データで見る横浜FC【被シュート・失点編】

 続けては守備の観点を。シュートを打たせず、ゴールを割らせず、という最も守備に直結したデータを。
今年の横浜FCは・・・
 
 ・被シュート数124本(5位) ・失点17点(14位タイ) ・失点率13.7%(14位タイ)
 
 実は、あまりシュートを打たせていない。今年のほうが守備ラインは高い位置、というスンジンの言葉を
裏付けているようだ。しかし問題は失点率。やはりリーグ中位レベル。要するに打たせると危ないわけで、
昨年とは真逆のスタイルかもしれない。粘りが無い、という表現もできるか。しかし、シュートを打たせない
スタイルへの変換過程と考えれば、DFラインが整うであろう今後に期待したい。
 
 上位の数字を見ると、
神戸・・・被シュート数132本(9位)、失点13点(6位) 失点率9.8%(9位)
大阪・・・被シュート数140本(11位)、失点13点(6位) 失点率9.3%(7位)
長崎・・・被シュート数129本(6位)、失点12点(3位) 失点率9.3%(7位)
千葉・・・被シュート数170本(22位)、失点12点(3位) 失点率7.1%(2位)
京都・・・被シュート数95本(1位)、失点15点(11位) 失点率15.8%(19位)
 
 神戸はそれほど守備が良いわけでもない。攻撃力が武器だ。G大阪も同様。長崎はシュートを打たせていない
ことが守備の堅さになっている。横浜との違いは最後の粘りか。千葉は失点率2位が光る。GKが良いのは
知っているが、あえて打たせているのか?京都はポゼッションサッカーの悲哀か、カウンターでの失点が多い?
 
 この中では、横浜の数値は京都と似た傾向か。ポゼッションサッカーにより、シュートを打たせなくなって
きている。しかし、カウンターなどでアッサリ失点。特にGKの柴崎、シュナが悪いわけでもないので、やはり
シュートの打たれ方に問題があるのだろう。
 
 もうひとつ、異なるデータだが気になるのは「失点の時間帯」。横浜は75分~試合終了までの時間帯で
6失点。これはリーグ20位だ。(最下位は7失点で富山、岐阜)やはりこれも、粘りを欠いているという事実を
示しているように思える。昨年のストロングポイントを、早く取り戻して欲しい。そうすれば堅守復活だ。